なぜかいつもうまくいく「運のいい人」になる方法

なぜかいつもうまくいく「運のいい人」って周りにいませんか?
実は「運のいい人」になるのはどんな人でも可能です。
そして「運のいい人」になるための鍵は心の中にあります。
その鍵になるのは「自分には価値がある」「自分は大切な存在だ」「なんとかなる」というようなほっこりした暖かい感覚です。
自分への信頼感、自己肯定感とも言うかもしれません。
ここでは「運のいい人」になるための心の中にある鍵について、その鍵を手に入れるための方法について書いてみます。
この記事の目次
心の中が現実をつくる
「運がいい」と聞くと生まれつきラッキーな人だと感じるひとも多いかもしれません。
でも本当はそうではありません。
「運がいい」は自分で作ることができます。
その鍵は心の中にあります。
なんで心の中にあるのか不思議に感じるかもしれませんが、それは心の中が外の世界をつくっているからなのです。
例えば、同じカフェにいても「世の中危険だからいつ危険な目に合うかわからない!」とビクビクしている人と「日本は平和でいいなー」なんてのんびりしている人では見える現実は変わってきます。
前者にとって世の中は危険に満ちています。
だからどんなに素敵なカフェも危険な場所になってしまいます。そして、世の中は危険だと思えばそういう情報ばかりが目につきます。そんな現実を見て「やっぱり世の中は危険だ」と納得します。
後者にとって世の中は安全です。
店員の笑顔やサービスに気がついて嬉しく感じるかもしれません。そういう現実を目の前にして「やっぱり安全でいい世の中だ」と感じます。
このように心の在り方で見える世界は全く違うものになります。
心の中にあるものが外の世界を見るときのフォーカスポイントを決めています。
危険だと感じれば危険なものが目が行き、安全だと感じればそういうものに目が行くのです。
そうやって心の中が自分の現実を作ります。
「自分に価値がある」という心がつくるもの
では、「自分に価値がある」という心がつくるものはなんだと思いますか?
それは「自分に価値がある」と納得できるような現実です。
逆に「自分に価値がない」という心は「自分に価値がない」という現実を見せつけてきます。
「自分に価値がない」という思い込みがあると、周りが自分を粗末に扱っているように感じます。
実際に粗末に扱っているかどうかは関係なくそう感じてしまいます。
相手が待ち合わせに遅刻してきたときに「自分には価値がない」という思い込みが心の中にあると「遅刻してくるのは自分を大切に思っていないからだ」とか「遅刻してもいい相手だと思われている」とか感じてしまう傾向にあります。
そして、「平気で遅刻してくるなんて、やっぱり自分には価値がないんだ」と悲しみや怒りなどネガティブな感情とともに思い込みを強固にしていきます。
逆に「自分には価値がある」という感覚が心の中にあれば「遅刻するときに連絡をくれた。自分は大切にされている」なんていう風に感じることができるかもしれません。
「自分には価値がある」という感覚が心の中にあると自分には価値があると感じさせてくれるような現実にフォーカスします。
そうすることで「やっぱり自分には価値がある」と自分に証明してみせることができます。
自分には価値があると感じさせてくれるような現実の積み重ねが運の良さを作ります。
運のいい人になるには
運のいい現実をつくるためには「自分には価値がある」「自分は大切な存在だ」という感覚が必要です。
自分に肯定的な感覚が「運のいい」現実にフォーカスして受け取っていくための前提になるからです。
その感覚をつくるための方法は心に直接アプローチしてつくる方法と行動によってつくる方法があります。
心に直接アプローチする方法は、「自分には価値がない」「自分なんて大切にされない存在だ」というネガティブな感覚や思い込みを訂正したり、それにまつわる感情をクリアにしていくことです。
行動によってつくる方法は、自分に価値があるとしたら取る行動を先に取ってみるということです。
「自分には価値がある」と感じている人が、自分に対して取る行動を実行します。
例えば体のケアをする、食事をゆっくりとる、自分を優先するなど様々です。
その中でもおすすめしたいのは「選択を丁寧に行う」ということです。
「丁寧な選択」で幸運体質をつくる
「選択を丁寧に行う」には「運のいい人」になるためのエッセンスがぎゅっと詰まっています。
選択を丁寧をする際には自分に素直になっていること、それをもとに行動を決められること、自分のために時間や労力を使うことがなど必要です。
大切な人のプレゼントを買う時は、ヒアリングして本当に喜ぶものをあげたいし、そのための時間や労力も楽しかったりしますよね。自分のこともそうやって大切に扱うイメージです。
では、具体的に見ていきます。
丁寧な選択をつくるもの その1 「素直さ」
まず大切なのはどんな感情、反応、思考も否定しないことです。
それらを否定しないということは自分を否定しないことになります。
また、無視することは自分を否定することになります。
怒らない、泣かない、なかったことにする、考えない、適当にすます、とりあえず…これ、実は否定のオンパレードです。
まずは今の自分に素直になります。
その感覚を大切にしつつ、行動を選択すると素直な自分が大切にされます。
こうやって本音に沿って選択することは重要です。
嫌なら嫌でいいし、好きなら好きでいいのです。
嫌々やるのは「自分にはその程度の価値しかない」という現実を自分に突きつけ、好きなのにその気持ちに蓋をするのは「好きな人や事を好きでいる資格なんかない」と自分自身に納得させることになります。
丁寧な選択をつくるもの その2 「多角的に検討すること」
素直な自分で本音に沿った選択をすることがまずは重要です。
それに加えて多角的に選択を検討することはさらに自分を大切に扱うことになります。
迷っている時の労力や時間を自分を丁寧に扱うために使っていることになります。
多角的に選択肢を検討するためには選択のメリットとデメリットを両方を見て検討するという方法があります。
「こっちのが絶対にいい!」と自信があったとしてもデメリットを見ておくことで、丁寧な選択になります。
選ぶ選択が変わらなくても丁寧さが上がります。
「運動不足だから運動しよう」というのも一見いいことのように見えますが、「疲れる、他のことに使う時間が減る、揃えないといけないものがある」など案外デメリットもあります。
それでもやってみようとした選択は自分とよく話し合っているので納得感があります。
それは継続する力にもなります。
また、見えていないデメリットに足元をすくわれて「こんなはずじゃなかった」ということもなくなります。
スパンを変えて考えてみるのもオススメです。
「今の気分なら揚げ物を食べるけど、明日胃もたれしそう」とか「今週は時間があるからやらなきゃいけないことを終わらせようと思っていたけど、今月は全体的に忙しいから少し休んでおこう」などです。
こんな感じで単位を日、月、年で変えて考えたり、小さな選択をあえて人生というスパンで考えてみると視点が変わります
丁寧な選択をつくるもの その3「優しさ」
丁寧に選択しようとしたからといって、すぐに決めなくても大丈夫です。
「今は選ばない、もう少し後で考える」というのも立派な選択です。
わからないという感覚に気がついて、その感覚を大切にできるということは素晴らしいことです。
失敗してもいいという前提も持っておくと丁寧な選択に役立ちます。
大人になると失敗できない場面もあるかもしれませんが、丁寧な選択を目指す時に失敗するというプロセスはとても大切です。
素直な感覚で多角的に検討した後の失敗は学びが多いものです。
見落としがちな部分や無意識に陥りがちな選択の傾向を教えてくれるからです。
失敗しなければ分からない自分の価値観が見つかる可能性もあります。
意識的に選択して失敗はどんどん学びに変えるのが「運のいい人」への近道です。
まとめ
丁寧な選択ってちょっと面倒かもしれませんが、「実はこういうの好きなんだ!」「これは案外嫌いかも」など新しい自分を発見できる楽しみもあります。
また、無意識のものも含めて選択の積み重ねが人生を作っていくので、選択を丁寧に行うことは自分の人生の方向性を丁寧につくっていくこととも言えます。
そんな丁寧な選択の積み重ねで内側から「運のいい人」になると人生も波に乗ってよくなっていくのかもしれません。
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