その人だけの魅力を引き出す「自然体」に近づくための10のコツ
肩の力が抜けていて、楽しそうで、誰に対しても同じ自分で接している自然体な人、たまに見かけませんか?
自然体でいるってその人が飾らずにそのままでいるということです。
自然体でいることって、どんな素敵な洋服やアクセサリーにも、スキルにも勝る、その人だけの魅力です。
ここでは日々の生活の中で意識すると自然体な自分に近づくことができるコツをご紹介します。
この記事の目次
自然体な人ってどんな人?
まず自然体な人ってこんな人のことです。
- 自分に素直
- 一緒にいると心地いい
- 誰に対しても態度を変えない
- その人だけの魅力がある
- 心が広い
- 周りの目を気にしない
- 好きなことをしている
- 自分のペースで動く
逆に自然体な人ってこんなことはしないです。
- 自分の本音を無視する
- キャパ以上に頑張って無理をしてしまう
- 人に合わせる
- 人に好かれようとする
- 自分の意見がない
- すぐ怒る
- 好きなことがよくわからない
自然体でいる人は行動の動機が内発的です。
「やってみたい」「楽しそうだから」「好きだから」と心の奥の本音に従って行動しています。
人に無理して合わせず、自分のペースで動きます。
そうやって自分のことを大切にしているので人に対して過度に何かを求めたり、人に対して怒りがわくことも少ないです。
一緒にいると心地よくて、その人だけの魅力を感じさせます。
やりたいことや好きなことをしているので、自然とそれが積み重なって仕事になることもあります。
では、そんな自然体に近づくための10のコツのご紹介です。
コツ1 自分を知る
自然体でいるには自分を大切にできる必要があります。
それには何が心地いいと感じるか、何が好きかを知っていることが重要です。
でも、自分のことって案外わからないものです。
例えば本当は夜型なのに「早起きしていろんなことをすると人生が変わる」という情報の影響で無理して早起きしていたら不自然だし、幸せになれる感じはしないですよね。
自分は夜型なんだと知ることで、自分に合わない情報に振り回されず、自然体でいることができます。
これはいろんなことに言えます。
どんな人との関わり方が好きなのか、1人の時間に何をして過ごしたいのかなど、いろんなところで内発的な動機でやりたい方向に動く、自分の価値観を大切にするというのが自然体な自分をつくります。
コツ2 素直な感覚を大切にする
自分を知るために有効なのは自分の素直な感覚を大切にすることです。
「朝早起きするのがいいと思ったけどやってみたら楽しくないな」「逆に疲れる感じがするな」とか「ちょっと気になる」「やってみたい」など内側の感覚に素直になることで自分の価値観を知ることができます。
ネガティブな感覚に素直になってみるというのも重要です。
なぜなら、自然体な人は「ポジティブな人」ではないからです。
今、感じていることを大切にできて、同じように相手のことも同様に大切にできる人です。
自分のネガティブな気持ちもそのまま聴いてあげてください。
コツ3 「あらねばならない自分」を手放す
素直な感覚を大切にするためには、まずは耳を傾けようと決めることです。
そして、待つことです。
はじめは「すぐにわからなくてもいいやー」くらいのライトさも必要です。
本音や素直な感覚ってあんまり感じないようにしていることも多いからです。
その理由のひとつに「あらねばならない自分」を演じようとすることが挙げられます。
幼少期の間違った学習で「人とうまくやっていくためにはいい人でなくてはいけない」「人に受け入れられたり認められるためにはできる人でいなければならない」など「あらねばならない自分」を演じようとしてしまいます。
「あらねばならない自分」をいったん手放して、本当はどんなことを感じているのか耳を澄ましてみるのがおすすめです。
素直な感覚に耳を傾けようと決めて、気長に待つことが「あらねばならない自分」を手放して、本音を受け止めるための心理的な土台となります。
コツ4 人の意見を気にしない
人の意見に合わせようとしてしまうことはありますか?
周りがいいと言っていたら「違う意見は言いずらい」「同じように感じようと頑張ってしまう」なんて人もいるかもしれません。
グルメな友達が美味しいと言っても自分が美味しいと感じなかったらそのお店は自分にとって美味しくないように、周りがいくら評価しても自分がいいと思わなければ採用しないのが自然なことです。
まず、自分がどう感じるかを大切にしてみてください。
コツ5 自然体は怖いことでもあると知っておく
人の言うことに合わせること、求められることをこなすことは自然体ではいられなくなってしまいますが、実は楽なことでもあります。
一時的な安心感が得られるものです。
みんなと一緒だと安心する傾向が人間にはあります。
だから自分は本当はどう感じているんだろうと考えることや人といる時も自分の本音を大切にしようと目標にすると怖くなってしまうことがあります、
怖さは面倒臭いという感覚になって現れることもあります。
ごくごく普通のことです。
自然体を目指す上で気が付かないうちに足を引っ張る要素なので知っておくと進みやすいです。
コツ6 弱音を吐く
自然体な人も弱音は吐きます。
自然体な人というのは「いつも明るくてニコニコしている人」ではないからです。
身近な人でこの人なら話せそうという人に話を聞いてもらうと楽になります。
自分が聴いてあげるのもできればいい方法です。
「疲れたなぁ」と思ったら、我慢しないで美味しいものを食べるなどリフレッシュできることをしたり、「気分が落ち込んでるな」と思ったら落ち込んでいる自分がしてほしいことをしてあげます。
相手は信頼できる人でも、自分でもいいので素直に弱音を吐くのは大切です。
コツ7 自分をよく見せようとしない
「優秀な人」「よくできる人」になろうとして頑張っている場合は、そういうのをやめてみるといいです。
すぐにやめるのって難しいかもしれませんがそうなろうとして頑張ってしまう時に、ちょっと気がついて立ち止まってみるだけでもずいぶん違います。
「優秀でいたい」とか「できる自分でいたい」とか思う時は、そのままの自分に否定感があったり、自信がない時です。
立ち止まって、そういう本音を聞いてあげてください。
否定感を感じているとネガテイブな感覚はだんだん緩んできます。
緩んできたらよく見せるのを少しだけ、やめてみてください。
自分をよく見せることをやめるとコンプレックスは個性に変わります。
個性はその人の魅力です。
コツ8 広い心を持つ
自然体な人は相手によって態度を変えたり、すぐに怒ったりしません。
でもそれは無理してそうしているのではありません。
自然とそうしているのです。
無理せず広い心を持つためには、まずは自分に対して広い心を持つことです。
あんまり好きじゃない自分、認めたくなくて隠してしまいたくなる自分も、広い心で受け止めて、仕方ないかと受け入れてみてください。
自分を受け入れられると相手のことも自然と受け入れられるようになってきます。
コツ9 好きなものに囲まれて生活する
自分の小さな好きを大切にして、好きなものに囲まれる生活をしてみます。
いきなり周りのものが全部好きなものにならなくてもいいし、好きなことがはっきりしなくても問題ありません。
まずは今日の買い物から「好き」を大切にした買い物をしてみます。
好きな素材や色のシーツを使ってみる、いいなと思ったお皿を買ってみる、などもやりやすそうです。
好きなものがよくわからなくて迷ってしまうでしょうか。
実は迷う時間も重要です。
自分の本音に耳を傾けている時間は自分を丁寧に扱っている時間だからです。
身近なところから自分を大切に扱う習慣を大切にしていきます。
コツ10 無理してしまう環境を遠ざける
新しい場所に行くといい人に思われようとして頑張ってしまうとか、なぜか特定の人の前では合わせてしまって自分のペースでいられないとかそういうこともあるかと思います。
そういう時は極力そういった環境や人から遠くに行きます。
自然体な人は自分にあった場所、あった人に自然と囲まれます。
自然体でいるから環境が整って行くのですが、合わない場所に行かないからこそ自然体でいられます。
自然体でいられない人は自分が自然体になって環境を呼ぶのもいいですが、先に環境の方からアプローチして自然体な自分でいられる環境を作ってあげるのも有効です。
まとめ
その人だけの魅力を輝かせる「自然体」に近ずくコツをご紹介しました。
自然体でいられると心地よく人と関わることができるし、周りも心地よく自分と関わってくれます。
次第に自分に合った人が周りに集まって来てくれます。
心地いい人間関係がほしい、人前で自分らしくいられない、そんなふうに感じるなら、自然体な自分を意識することが助けになりそうです。
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