無気力と憂鬱を明るく変えるためのたったひとつのシンプルな心がけ。

- なんか憂鬱
- つまらない
- 気分が重たい
- やりたいことがない
- やる気が出ない
そんな風に感じていたらそれは親子関係が原因かもしれません。
親に厳しく育てられて窮屈だった経験はありませんか?たとえばこんな言葉を言われたことはないでしょうか。
「そんな風に育てた覚えないのに」「いつからそうなっちゃったの?」
自分で選んだ服をけなされたり、彼氏の悪口を言われる人もいるかもしれません。親にとって気に入らない行動を取ると親が不機嫌になる、嘆く、批判する、というのは子どもにとっては窮屈なことです。自分で決めたことに対して批判的な言葉や態度を取られるのって辛いですよね。
認めてもらえなくて悲しくなったり、無力感が増したり、次第に日常生活でも自分の感じていることが分からなくなってきたりするものです。
今日はそんなネガティブな感覚から抜け出して人生を明るく変える、自然と元気が湧いてくるたったひとつの心がけについて書いてみます。
「人生を明るく変えて、自分らしく生きてみたい!」そう思っている方はぜひ読んでみてください。
この記事の目次
親に厳しく育てられるといつも暗い気分になる理由
親にあれこれ言われて育つと、自分の感覚に自信が持てなくて、やりたいことや今感じていることがわからなくなります。気分はいつもなんだか憂鬱、つい人に合わせてしまう癖もついてしまう傾向です。自覚なく疲れやすい人も多いです。
その理由は明確です。否定され続けるからです。否定され続けたら自分が無力に感じて気分が暗くなるのは当然ですよね。
また、親に否定されると心が固まって、本音はよく聞こえなくなるので、その状態も否定をさらに積み重ねることになります。
「本音を聴かない」ということは、無視してしまうということです。周りの人に無視され続けた人がどんなメンタルになるかは容易に想像できるのではないでしょうか。それを自分自身にしているということです。知らず知らずのうちに自分のことを無視して、傷つけてしまいます。
これが暗い気分が続く理由です。
人生を明るく変えるたったひとつの心がけ
そんな人はあることを心がけると人生が変わります。
人生を明るく変える心がけは「素直でいること」です。シンプルにそれだけです。
ここでいう素直というのは「今、自分が感じていることを知っておく」ということです。
これを読んでいる今、どんな気分でしょうか?
言葉にしてもいいし、言葉にできなくても構いません。「今、こんな感じ」と自分の感覚を知っておくことを積み重ねると、だんだん気持ちが明るくなってきます。
これを続けると憂鬱で気分が晴れない、つまらない毎日から抜け出して、ポジティブな感覚が湧いてきます。
自分の感じていることを大切にする習慣がつけば、人に合わせてしまうことも減ってくるものです。人前で自分らしくいられなかったのが、心地よくマイペースでいられるようになります。
では、なぜこんな効果があるのでしょうか?
「素直でいること」は心の栄養になる
「素直でいること」=「今、自分の感じていることを知っておく」というのは否定の真逆です。それは、周りから無視されていた人が、話を関心も持って聴いてもらえるようになるようなイメージです。180度違いますよね。
無視されると心は固まってしまいますが、関心を持つというスタンスや大切に扱おうとする心がけが固まった心を溶かしてくれます。そして、少しずつ感じていることがわかってくるはずです。
誰かと話していて、否定せず、関心を持って話を聞いてくれたら嬉しくなりませんか?「もっと話してみよう」という気持ちになるのではないでしょうか。「素直でいること」にはそんな効果があります。
また、最初は何を感じているかよくわからなくて手づかみ感がないかもしれません。言葉にならないことも多くて戸惑うかもしれません。でも耳を傾けている時間は自分のために使っている時間そのものです。
自分の感じていることをリアルタイムで把握しようとすること、シンプルなことが心の栄養になるのです。
素直でいるためのコツ
素直でいることってシンプルで簡単そうに見えてなかなか難しいかもしれません。否定され続けると心は固まって、何を感じているかわからなくなるからです。そんな時に知っておくといいこと、素直でいるコツをご紹介します。
すぐにわからなくていい
「自分に素直になろう、今感じていることを知っておこう」と心がけた時にすぐにわかる必要はありません。言葉にする必要もありません。つい、説明したくなったり、結論を出したくなってしまったりするかもしれませんが「なんとなくこんな感じ」程度で十分です。実際に素直に感じているかよりも、感じようとしているかの方が重要です。
否定してしまう自分を感じたら
「今、感じていることを知っておこう」と心がけても自分の感じていることにダメ出しして否定してしまったり「本当はこうすべきなのに、なんで逆のことを感じるんだろう」と嫌な気分になってくるかもしれません。
そういう時はそれは成長過程で手に入れた外部からの影響なんだということを知っておくとだいぶ違います。
親にあれこれ言われて育つというのはなにかを求められて育つということでもあります。それは「あらねばならない自分」を渡されることでもあります。「あらねばならない自分」に合わせることに慣れているので、それがうまくいかないと否定感が湧いてくることがあるのです。
否定してしまう自分がいたら、それも「今、感じていること」に含まれます。「今、感じていることをとらえることができた」と考えてみてください。
ネガティブさを乗り越えた先に
今感じていることに耳を傾けると、とってもネガティブかもしれません。無気力感や憂鬱さをより感じなければいけなかったり、しまいにはイライラしてきてしまうこともあるかもしれません。
ネガティブな感覚を味わうのって辛いことです。避けたり、やめたくなってしまうこともあると思います。そんな時は無理せずできる範囲で続けていくことも大切です。ちょっとやったら休んで、またやってみる、という感じです。
また、ネガティブさを感じた先に、明るい気持ちが待っていることを知っておいてください。少し時間はかかっても、感じることができればネガティブさは軽くなっていきます。
続けるには評価軸が重要
地道に続けていくことが「素直でいること」で気分を変える成功の鍵です。四六時中やっていることは難しいと思います。
まめに「今、どんな感じ?」と自分に話しかける感じです。「朝はこんな感じで昼はこんな感じだったな」なんて夜に振り返れるくらいなら上出来です。
「そういえば今日は今の感覚に耳を傾けるのを忘れてたなぁ」と寝る前に思い出せたらそれも収穫です。
「どれくらいできたか」ではなくて「どれくらいトライしたか」を評価の軸にしていくと継続しやすいです。
自分との対話だと思って
自分との対話だと思ってやってみると楽かもしれません。相手がどんな感覚わからないと言っても、ネガティブな感じでも「そうなんだね」と返してあげれば自分に素直でいることになります。相手と対話していると思えば、ネガティブさに振り回される感覚も少しは落ち着くかもしれません。
まとめ
とにかくあの手この手で続けることです。やることはとってもシンプルで「今、どんな感覚なのか知っておく」ことです。最初は「今、どんな感じ?」と投げかけるところから始めてみてください。
わからなかったり、いたたまれないくらい不安になったり怖くなったりして逃げたくなったら、逃げてしまってください。少し時間をおいてまた「今、どんな感じ?」と聴いてあげればいいだけのことです。
親にあれこれ言われて育った人で、無気力・憂鬱・気分が明るくならないと感じる人の多くは心が固まっていることが原因です。
否定されたり、無視されたりすることで心を閉ざしている状態です。だから「そうなんだね」と肯定してあげたり、今の感覚を聴いてあげることで心は回復していきます。
「やる気が出なくて、気分が落ち込む…」そんな時にこそ何かしようとするのでもなく、そんな自分を責めるのでもなく、「今、どんな感じ?」「最近どう?」って聞いてあげてください。そうやって耳を傾ける自分自身が一番の味方だし、絶対に裏切らない最強のサポーターなのです。
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