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本当の自分に出会う旅

何をやっても「なんか違う」

自分の道が見つからない

と思っていた私が、本当の自分に出会うまでの旅のお話を書こうと思います。

旅の始まりは、大学院を休学して行ったアメリカでした。

2〜3ヶ月で住む場所も仕事も変えるノマド生活でした。

人生の迷子なノマド時代

「やりたいことってなんだろう」

「自分の道を見つけたい」

そんな気持ちで大学院を休学して、アメリカに渡りました。

興味のあることをいろいろやってみたら、答えが見つかるんじゃないかと思いました。

シアトルで短大に通ったり、ウィスコンシン州のオーガニックファームでのファームステイをしました。

ファームステイでは、毎朝お庭から積んできたラズベリーで朝食、とれたて野菜のランチをみんなで作ったり

子どもと遊びながら英語を覚えて、関心のあったシュタイナー教育やモンテッソーリ教育にもご縁がありました。

帰国してからもオホーツク海沿岸、北アルプス、沖縄、湘南…自然を感じられるところを中心に旅をしました。

2〜3ヶ月で、仕事も住む場所も変えるノマド生活でした。

北アルプスの山小屋で働いたり

北海道で農業したり

いろんな体験をしました。

でも、期待通りにはいかなくて

何をやっても「なんか違うんだよなぁ」という感じでした。

それでも自分だけの道を見つけたいと思いました。

随分いろんなことをして、もう諦めてもよかったのに、答えを見つけたい自分に嘘がつけませんでした。

そんな私の人生のターニングポイントになったのは、旅の行き先を、心の内側に変えたことでした。

心の内側に旅する

答え探しの旅は、いろんな場所に行って、いろんなことをする外の世界の旅でした。

そこから行き先を心の内側に変えたきっかけは、旅の途中で出会ったヒーリングでした。

縄文時代から伝わる、心を癒し、扱っていくツールでした。

直感を頼りにヒーリングを受けたことが、私の人生のターニングポイントでした。

 

それからは本当の自分を探して、自分の心を扱いました。

その前は、自分の中の素敵な人になろうとがんばっていました。

気を使える人、優秀な人、やりたいことがある人…

自分がどうしたいかよりも、周りが認めてくれる人、受け入れてくれる人を演じてしまうようなところがありました。

時には「人に気をつかえる人なら、ここでこんなふうに思わないだろう」「素敵な人ならこう感じるはず」と自分の気持ちを調節してしまうこともありました。

過去の私はそういうのが積み重なって、自分のことがよく分からなくなっていました。

まるで自分がいないような感覚でした。

実は、好きという感覚もどんな感覚なのか分からないくらいでした。

心を扱うと「どうあるべきなのか」を考えていたのが少しづつ「本当は何を感じていて、どうしたいのか」に変わっていきました。

心を扱うことは、楽しかったです。

やったらやっただけ、返ってきました。

「私ってこんな人なんだ」

「これが大切にしたいことなんだ」

本当の自分が息を吹き返すような感じがしました。

それからは好きなことや心が動くことを大切にする日々が始まりました。

「私の本当の人生が始まった」と思いました。

自分らしい人生の始まり

少しずつ好きなことや自分の気持ちを真ん中に人生を考えることができるようになってきました。

アメリカで出会ったヴィーガンスイーツにハマって、旅をしながら販売を始めました。

マルシェに出たり、ご近所のお店に置いてもらったりするようになりました。

それが仕事になっていきました。

オーガニックカフェでマネージャーしたり、フードディレクターやレシピ開発のお仕事をいただいたりすることもありました。

アメリカに旅に出た時に欲しかった、自分らしい人生が少しづつ見えてた気がしました。

自分の道を切りひらく

自分らしい人生になってきても、途中で迷うことはたくさんありました。

好きなはずのお菓子作りに情熱を感じなくなったり「本当のこれがやりたいのかなぁ」と考えてしまうことがありました。

周りから見ればある程度キャリアがあって「お菓子の人」なのに、自分では違和感がありました。

関心の高くて、好きなことを仕事にしていて、認めてくれる人もいたのに「なんか違う」「もっと他に何かあるんじゃないかな」という気持ちが消えませんでした。

迷うたびに、心を扱うことで私だけの答えを見つけて、自分の道を切りひらいてきました。

自分と向き合っていくうちに、自分らしいお菓子作りが何かが見えてきました。

自然に触れられるような、植物の生命力を感じるお菓子を作りたいのだと気がつきました。

それに気が付いてからは、お菓子を作ることに違和感はなくなりました。

世間のお菓子のイメージやヴィーガンスイーツに求められることにとらわれず、自分らしくお菓子作りができるようになったからでした。

さらに、お菓子を通して植物のエネルギーを受け取ってもらうことで、本当の自分とつながるサポートをしたいのだと気が付いてからは、活動内容も大きく変化していきました。

私の人生を自分らしくしてくれた心の扱い方を伝えて、サポートする活動にシフトしていきました。

現在は、見える世界がガラリと変わる本質的なアプローチで、本当の自分に出会うサポートをしています。

昔の自分が見たら驚くだろうと思いながら、自分らしい人生を描く毎日です。

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