私に自由を教えてくれた エジプトでの合唱公演
2017年から合唱団に入っています。
合唱団の最初の公演はエジプトのカイロでした。
私はエジプトに行くまで
日本のことがあんまり好きじゃありませんでした。
日本では同調圧力のようなものを感じていて、みんなと同じになれない、みんなに合わせられない自分がコンプレックスでした。
学生の時は
「変わってるね」
って言われると疎外感を感じて
「どこが変なの??」
って友達にしつこく聞いたりしていました。笑
周りに合わせるために、自分を抑圧していました。
相手の顔色を見ていることがとっても多かったです。
エジプトに行ってみると、なぜか日本よりも馴染めました。
周りにも
「現地の人に見えるよ」って言われたり
「誰よりも馴染んでる」って言われたりして
気分はエジプト人だったんです。笑
その時に「もともとエジプト人なのに、日本人らしく振る舞ったり、日本人のみんなに合わせるなんて無理だったんじゃない?」なんて思いました。
それは半分冗談、半分本気だったのですが
本番ではどことなく、気分は外国人で
実は日本人じゃない自分
周りに合わせられないエジプト人の自分で
みんなと一緒に歌いました。
周りに合わせることを諦めて歌ったこの公演は
私にとって人生の転機になりました。
みんなと一緒じゃない自分なのに
合わせようと自分を抑圧してないのに
みんなと一つのものが作れて
調和したハーモニーを感じられたからです。
実際にエジプト公演は
拍手喝采で受け入れてもらって
とてもいい公演になりました。
エジプトで公演する前は
みんなと何かするために
自分を抑圧して、周りに合わせました。
どう思われるんだろう?
これでいいのかな?
って不安がありました。
でも、本当は、みんなと何かしたいなら
周りと調和したいと思ったら
飾らない、素直な、ありのままの自分でいるべきなんだと思いました。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。

この記事へのコメントはありません。