視野を広げるには?

クリエイティブに考える力

視野が広がると

発想が豊かになって、いいアイデアが生まれたり

思考が深くなったりしますよね。

 

今回は思い込みを手放して、視野を広げる方法について書いてみたいと思います。

 

思い込みっていろんな種類がありますが、

今日お話しするのは、

あまりにも当たり前になっていて扱うのが難しいけど、

扱えたらぐーんと視野が広がる思い込み

についてです。

 

くだらない話なんですが、こんな出来事がありました。

晩ごはんに白葱と豆腐の味噌汁を作って味見をした時のことです。

 なんだかすごい硬い、噛みきれないものが口の中にありました。

 明らかに食べ物ではなくて…

 

口の中って見えないじゃないですか。

だから、得体の知れないものが口に入ってる気分で

 「なんだこれは!」

って感じだったんです。

 

その時、私はある出来事を思い出しました。

 

10年くらい前に白葱が竹みたいに固くて、包丁でも切るのが大変だったことがあったんです。

(しかも2回もそのネギに当たって…すごい嫌な思い出です。)

 

「きっと煮れば柔らかくなるだろう」と思って煮たけど硬いままで…

竹を食べてるみたいでした。

 

だから

「もしかしたら、今回もあの竹のように硬い白葱なのでは!?」

 と頭をよぎりました。

 

で、恐るおそる口から出してみたら、自分の髪の毛でした。笑

 

「なんだ、髪の毛じゃん!」って思ったんですが、白ネギを切ったのは私で、今回は固くなかったことをちゃんと確認してるんですよね。

 

 でも、白葱が固かった時の衝撃が自動的に思い出されてしまって「またあの白葱なのでは!?」とか思ってしまったわけです。

 

硬い白葱=10年前の葱

ってなっていて…

まさに思い込みです。

 

人間ってそういうの多くって、

 小さい頃に犬に噛まれたら

「また噛み付かれるのでは?」

って感じて、

犬=噛み付く=怖いもの

 

小学生の頃に先生に怒られたら

目上の人=怒られるかも、ちょっと怖い

ってイメージができてしまって

「また怒られるのでは?」

って、大人になってからも上司の評価が気になったりします。

 

「またあの硬い白葱なのでは?」

が事実と関係ないように

 

「また噛み付かれるのでは?」

「また怒られるのでは?」

 って湧いてくる感覚は事実と関係なかったりします。

 

こういう事実と関係ない感覚が思い込みを作るわけですが

これらは、感情でできています。

 

白ネギが硬すぎた時の

「硬すぎて嫌だ!」とか

 

犬に噛みつかれたときの

「怖かった」とか

 

先生に怒られた時の

「自分てダメなんだ」とか

 

そういうのが心の奥に残っていて、できあがってるものです。

 

覚えてないものもいっぱいあるんですけど、心の中に残ってるんですよね。

それで、自動的に、しかもリアルに思い出されてしまうというわけなんです。

 

リアルに思い出されるっていうのは

自分にとっては当たり前になりやすいってことです。

 

なので、

思い込みを手放してどんどん視野を広げていこう!

って思ったらこの感情を手放していけばいいのです。

 

自分の視野を広げようと思った時に

新しい体験をするのもいいし

普段は触れない世界に触れるのはとってもいい方法です。

 

でも、感情を使うことで

当たり前になりすぎて、疑う余地もない部分思い込みにアプローチできます。

新しい体験では、なかなか変わらない部分の視野を広げることができるんです。

 

ということで、

視野を広げたい!

と思ったら、ぜひ感情を扱ってみてくださいね。

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