「人と関わるのってなんだか苦手」な人が心地よく人と関わるためのヒント

人間関係

「コミュニケーションってどうしたらいいかよくわからないし、相手がどんなリアクションをするかわからないから怖いんです。」

「結局、人に合わせてしまって、ほんとに思ってることを言えなかったりします」

こんなふうに、人前で自分らしくいることが難しいと思う人も多いのではないでしょうか。

その気持ち、よくわかります。

相手の顔色、気になりますよね。

「コミュニケーションってなんだかよくわからない」

「どうやって人と関わったらいいんだろう」

私はそんな疑問をいつも持っていました。

でも本当は、人と関わることを楽しみたい、人と心地よくコミュニケーションが取りたいと思っていました。

人と関わることを心地よく変えるためにできることは、いろいろあります。

ここでは特に「人と関わることに怖さがある」と感じる人が「人と関わるのっていいな」って思えるようになるためのヒントをご紹介したいと思っています。

私が実際に体験した人と関わることを楽しめるようになるためのヒントがお役に立てば嬉しいです。

コミュニケーションのネガティブな意味づけ

コミュニケーションとはシンプルに言えば、情報の交換です。情報交換することで世界が広がったり新しく何かが生まれたりします。

そこにどんな価値を見出して、どんな意味づけをするかというのは当然、個人差があります。

コミュニケーションが苦手、人と関わるのが苦手、という人はコミュニケーションに対してネガティブな意味づけを行なっている可能性があります。

例えばコミュニケーションは「怖いもの」「よくわからないもの」という感覚や「めんどくさい」という気持ちです。簡単にいうと、コミュニケーションについてネガティブなイメージを持っているということです。

ネガティブなイメージの裏にはネガティブな前提があります。なんでネガティブなイメージを持つかその理由があるんです。

ちなみに、私が持っていた前提は「他人は自分を傷つける」「他人は自分を大切にしてくれない」というものでした。

心のどこかで同じような気持ちがあるかも、と思い当たる人案外多いのではないでしょうか。

この前提があるとコミュニケーションが自分を守るために行うものになりがちです。

だから私は、相手から攻撃されないように意見を合わせたり、傷つかないために相手との関係を調節することがコミュニケーションの目的になっていました

相手の攻撃性のスイッチを押さないために正当化や言い訳を繰り返すような思考を持っていて疲れてしまったこともありました。

逆に自分が攻撃的になるのを感じたこともよくありました。

原因になるのは親子関係やいじめ

人は自分を攻撃してくる、という前提はどこから生まれるのでしょうか?

それは人生のどこかで人に傷つけられた経験が元になっています。

親とのコミュニケーションの中で安心感を感じられないこと、友人関係でのトラブルなどがよくある例でしょうか。

相手に悪意があったかもしれないし、なかったかもしれません。

親子関係で言うとからかわれたり、否定されたり、厳しくされたり、わかりやすい感じだと体罰なんかもあります。

客観的にみると、そんなに大きなことではないかもしれません。

友人関係でのトラブルで代表的なものとしてあげられるのはいじめかもしれません。

いじられるとか、嫌な態度を取られたのが気になった、なんてケースもあるし、嫌がらせや無視されるなど、誰が見てもいじめとわかるケースもあります。

いじめはその後の人生にも影響を与えると言われています。

それは「いじめ後遺症」と呼ばれています。

人のことが信用できなくなる、たくさんの人がいるところに行くと緊張する、人と関わることを苦手に感じる、何をやっても非難される感覚が残ってしまうなど後遺症は様々です。

いじめにあった人って案外多いと思います。

私が中学でいじめに遭った話をすると「私もです」と言われることが本当に多くって。

類は友を呼ぶんでしょうか。

過去の経験でコミュニケーションにネガティブな意味づけをしてしまった場合、それを書き換えることがコミュニケーションを心地よくしてくれます。

ここからはそのステップをご紹介します。

人と関わることを楽しむために

まず人が怖いという感覚を小さくする、というのが最初のステップになります。

怖いという気持ちが無くなればコミュニケーションのポジティブな側面に自然と目がいきます。

でも、この最初のステップがいちばんの山場なんですよね。

最初の山場を乗り越える方法を2つご紹介します。

1、怖さを見つめる

人と話すときに怖いと感じる感覚に目を向けて、見つめてみます。

ただ、観察するだけです。「何が怖いか」「なんで怖いか」は今は考えないでください

実況中継する感じです。

「怖い気持ちが霧みたいに全身に広がっている」

「霧みたいな恐怖心が消えて欲しいと感じている自分がいる」

「体温が奪われる感じがする」

「動きずらい」

こんな感じです。

そしてちょっと見つめたら休憩です。けっこう疲れます…。

怖さは無視すると余計大きなエネルギーになって、忘れた頃に襲ってきます。

怖さが疼くたびに「あ、いるなー」と見ているとそれに振り回される度合いは少なくなってきます。

見つめることで怖さという感情を感じて、受け止めることになります。

感じて受け止められた感情は小さくなっていきます。

怖いと思うこと自体に否定感がある場合は「怖くてもいい」と思うことから始めてください。

私はコミュニケーションが苦手な自分が嫌いで、怖いと思うことを自分に許してあげていなかったように感じます。

誰とでも明るく話せた方がいいとか、いい人でいようとか頑張っていました。

2、傷ついた自分を受け入れる

いじめなど、原因が思い当たる場合はその時に傷ついた自分を認めるのが有効です。

「あの時辛かったな」と感じていたことを思い出して、傷ついていたことを認めることができると不思議と現実が変わってきます

辛かった気持ちが残っていると、いつまでも辛さを抱えていなかればなりません。それが人と関わる怖さにつながっているのです。

感情は気づいてあげれば、自然と抜けていくものです。

辛かった気持ちに気がつくことができれば、その気持ちは手放すことができます。

感情を感じた先に待っているもの

2つご紹介しましたが、どちらも感情を感じるための方法です。

感情はそのときに全て感じてしまえば残ることはないのですが、感じないと心の奥に残ってしまいます

そうやって感じなかった感情は冷凍保存されたかのように心の奥に残っていて、似たような状況になったときに疼いて辛くなったりするため、これがコミュニケーションを心地よく行えない原因になっているのです。

この感情をクリアにしていくことが怖さや苦手意識のない状態でコミュニケーションを取ることを可能にする方法です。

私もいじめられた経験が原因でたくさんの人が集まる場所も人と話をすることも苦手で、怖さがありました。立食パーティーなんかはどうやってそこに存在したらいいのかわからず苦手の極みでした。大変でした。

でも怖さを感じていくことで怖さが小さくなっていきました。

こうやって怖さが小さくなってくると、ある日変化が訪れました。

そしてある日、コミュニケーションのネガティブな意味付けが自分に合わなくなってきた気がしたのです。

人から攻撃されないようにビクビクしたり、怖くて人目を気にして、相手に合わせてるのってなんか変かも…と思ったんです。

「私は人と関わる時は自分を守ることばかり考えているんだな」と実感しました。怖さがなくなった今の自分には自分を守るためのコミュニケーションは必要ないと感じました。

マイペースを大切にする

さて、感情を感じて受け止めていくということが解決の糸口になりますが、ここからは感情を取り扱う中での注意点に少し触れておこうと思います。

とにかくマイペースが大切です。

感情を取り扱うというのは体感以上に疲れます

そしてその時は変わらないけど、現実的な変化が後からついてくるという場合も多くあります。

これから感情を感じて怖さを小さくした後のステップもご紹介しますが、そこをスキップしてあとのステップを行うのは非常に危険です。

それはせっかく開けた感情の蓋を、またありったけの力を込めて閉じることになるからです。

マイペースにスキップせず、ゆっくり変化してくるのを待ってみてください。

効果がすぐにでなくても焦らずにが大切です。

心と体はつながっているので、軽いストレッチや感情を流すようなイメージでお水を飲むこともオススメです。

次のステップへ

感情を感じることができて、怖さがなくなってくればあとは少し意識の向け先を変えれば、自然と変化が起きてきます。

まずはポジティブなコミュニケーションの意味に目を向けます。

怖さが少なくなってくると人と関わることに対するポジティブな印象をキャッチすることができるのです。

ポジティブな面を自覚することでコミュニケーションの意味が変わってきます。

例えば、今まで自分を守るため、馬鹿にされないためにとっていたコミュニケーションは人に気持ちを伝えるため、喜びを共有するためなどポジティブな意味合いに変わってきます。

かつて人と関わることが苦手だった私もだいぶ感覚が変わりました。

今の私にとって、コミュニケーションが意味するのは大切な人に大切に思っていることを伝えること、誰かを励ますことに変わりました。

こうやってポジティブなコミュニケーションの意味づけができて、体験を積み重ねることでそれは確かなものになります。

まとめ

今、人と関わることが苦手に感じていて怖さがあったとしても、もし心地よく人と関わってみたい、コミュニケーションを楽しんでみたいと感じるなら、人と関わるポジティブな感覚を持っているということだと思います。

持っていなければ、憧れることもないからです。

今は何らかの理由で怖さなどネガティブな感覚が強くなっているだけです。

怖さを感じることで小さくしていくこと、心の中のポジティブな感覚を大切にすること

これができればコミュニケーションはきっと温かいものに変わっていきます。

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