「やりたいことがわからない」潜在意識にあるほんとの理由〜トラウマ編〜

才能を発揮する

「やりたいことがわからない」って思った時ってどこから手をつけたらいいか分からないですよね。

自分に問いかけたり、過去を振り返ったりしても感覚的に掴めるものって案外心もとないものだったりすると思います。

実は、やりたいことがわからなくなる理由は潜在意識下に複数あります。

それらを総合的に扱うことはやりたいことを見つけるための近道になります。

  • やりたいことを見つけたい
  • 自然体でできちゃう才能を生かした自分だけの人生を描きたい
  • その先の自分だからできる社会貢献や平和に興味がある

そんなふうに思う方はぜひ読み進めてみてください。

やりたいことがわからなくなる理由を理解してやりたいことをキャッチしましょう。

やりたいことがわからなくなる理由

やりたいことがわからなくなる理由は主に潜在意識にあります。「エゴ(防衛本能)」「トラウマ」「感情」などです。

自己分析や過去を振り返ることは意識的にできることですが、分からなくなる理由が潜在意識にあるのでいくら問いかけてもピンとくる答えが得られないことも多いかもしれません。

そして、これらは単独で存在するのではなくそれぞれに関係性があってちょっと複雑です。

ここではやりたいことが分からなくなってしまう大きな理由、トラウマに関してみてみたいと思います。

トラウマは自分を縛ったり、制限したりする思い込みの元になっていたり、恐怖心の元になっていたり影響が広いのでなかなかひとことで説明するのって難しいのですが、今回はトラウマってどんなものかを書きつつ、その中でもやりたいことがわからなくなってしまうのに関係の深い部分について書いてみようと思います。

そして、「やりたいことなんだろう」って思った時にご自身でできるトラウマの癒し方についてもお伝えします。

まず、トラウマは大きくわけて2つあります。

バーストラウマインナーチャイルドです。

バーストラウマ

バーストラウマは胎児の時から生後3ヶ月くらいに感じた満たされなかった想いや傷ついた経験などが心の奥に沈んで傷になったものです。

望まれない妊娠が「私なんて生まれなきゃよかったんだ、私が来たからお母さんが幸せになれないんだ」と存在否定になったり

親が本当は男の子がよかったと親が考えていたら「女の自分は価値がないんだ、男の子に生まれていればもっと幸せだったかもしれないのに」と自分の性別を認められなくなるなどもあります。

また、生まれるときに産道を通る苦しみや急激な環境の変化、母親とすぐに離される悲しみなどがトラウマになります。

陣痛の時ってお母さんも大変ですが、子宮の筋肉の収縮がおきて赤ちゃんは息ができないそうです。命がけなんですね。

また、急に環境が変わるのでびっくりして怖く感じても不思議ではないです。

あったかい羊水の中にいたのに、外に出たら環境が違うわけですから、はじめて皮膚に触れる空気、眩しい光、はじめて聞く音に強い刺激を感じるかもしれません。

新生児室にすぐに連れて行かれて母親から見捨てられた感覚や寂しさを感じるのは簡単に想像できますよね。

こんなことが原因で説明のできない恒常的な不安もバーストラウマが原因になっていることが多いです。

不安があるとなかなかやりたいことはキャッチしずらいです。

自分に対する否定感も、「どうせ自分なんて価値がないんだから、やりたいことなんてない。やりたいことがあってもできるわけない。」

もしくは「私には価値がないんだからもっとすごいことをして価値があることを証明しなくては!」なんてことになりかねません。

実際に言葉にできる感覚としてはこのような感覚を感じない人も大勢いるとは思いますが、重低音のように否定感が人生に響いて喪失感、孤独感、無気力感、無力感などを感じているケースは案外たくさんあります。

インナーチャイルド

インナーチャイルドは生後3ヶ月から成人するまでの満たされなかった想いと傷ついた経験です。

主に家庭環境や学校教育で作られます。

やりたいことが分からなくなるのはインナーチャイルドの影響も大きいです。

インナーチャイルドの中でも幼少期からの「抑圧」と「条件付きの愛」が大きなキーワードになります。

ここではそのふたつを見ていくことにします。

抑圧された環境

家庭環境だと

  • 気がすすまない習い事をしていた
  • なんで怒られているのかよく分からず怒られていた
  • 意見を押し付けられた
  • 自分のペースで行動できなかった
  • 親の顔色を見て行動していた
  • 親が厳しかった
  • あれしなさい、これしなさいと言われた
  • 他の家の子になりたいと思ったことがある

などに当てはまると抑圧されていた可能性が考えられます。

抑圧された環境で育つということは自分のやりたいことや感じていることにいつも蓋をしていて、用意された価値観を採用している状態です。

その結果、自分のやりたいことや価値観が分からなくなってしまいます。

親がよく怒っていた、厳しかった、などの場合はわかりやすく抑圧されます。

本当はやりたいことや気になることがあっても怒られることでやろうとしなくなることはよくありますし、厳しい親のルールに合わせてしまうのです。

怒られるからやめとこ、こうやっとけば何にも言われなさそうだしこうしよう、という感じです。

また、少し分かりにくいかもしれませんが親が過干渉の場合も抑圧された環境ということになります。

これやりなさい、あれやりなさい、こうしたら?ああしたら?

と子どもに自分のやり方を押し付けるのが過干渉です。

ポイントは周りから見てどう見えるかではなく子どもがどう感じるかです。

親が子どもの意見を聞かずに服や文房具を選ぶ、将来のために最低限の習い事をさせるなどよくある例でしょうか。

使うのは本人ですし、最低限必要なことを決めるのは本当は本人なのですが、色々やってあげたほうがいいと思うのは親心というものなのでしょうか。

親は良かれと思って子供にいろんなことに口出ししますが、やらなきゃいけないことをやるというのは本当にやりたいことができないので本音を抑圧することになります。

学校教育も基本的に周りに合わせなければならない場面が多く、やることがすでに決まっているのでやりたいことは抑圧される傾向にあります。

やりたいことがある人はやってみたいことをやってみて、自分で体験したり失敗したりすることで自分の好みややりたいことがわかっている人です

でも抑圧された環境で育つとこの試行錯誤する時間を持つことができずに成長してしまうことになるのでやりたいことがわからないという状態になるのです。

親に言われないと何もできない自分に自信がなくなり、自分の感覚すら信じられなくなる、という影響もあります。

条件付きの愛

こんな言葉を言われたことってありますか?

  • 〜しない子はうちの子じゃありません
  • これをやったら遊んでいいよ
  • そんな子に育てた覚えはありません
  • やればできるんだから頑張りなさい
  • あなたが○○してくれるのが自慢なのよ

これは条件付きの愛を連想させる言葉です。

何かをやったとき、条件を満たしたときには認められるけどそれを満たさないと認められないような印象を与えます。

親の中に「子どもに対する期待」や「幸せとはこういうもの」という確固たるものがあるとこのような言葉になる傾向があります。

親の考える幸せになるための条件があって、幸せになってほしいと願うあまり、それをクリアすることを子どもに期待してしまうのです。

幼い子どもにとって親は生命線です。

極端に超えるかもしれませんが、親に幼い頃に捨てられてしまったら子どもは生きていくのは難しくなるわけで、親に認められていることは命に関わる重要なことです。

そういうわけで子どもは親が提示した条件をクリアするために一生懸命になります。

例えば、親が人に気が使えないと世の中に出て困るから、気遣いのできる子に、という期待があったとします。

親は子どもが気遣いができれば褒めますし、できなければ怒ったり、先にあげた言葉を言ったりします。

そうすると子どもは気遣いができない自分には価値がない、と感じるようになって、気遣いができているかどうかいつも自分を判断するようになります

これが条件付きの愛の結果です。

条件を満たすために一生懸命になると何かやりたいかなんて二の次になってしまいますよね。

「〜したい」ではなく「〜しなければ」で動くことになります。

そうするとやっぱりやりたいことをキャッチできなくなってしまうのです。

自分でできるトラウマの癒し方

バーストラウマは本音の上にかぶさっているようなイメージで本音をキャッチしずらくしてしまいます。

インナーチャイルドは今回はふたつの傾向を見ていきましたが、思い込みのもとなって人生を制限したり、ネガティブな感情を刺激したりしています。

思い込みがあれば自分のやりたいことも限られた範囲内で見つけることになります。

またネガティブな感情が揺れていればそれだけ本音はキャッチしにくいのです。

トラウマがクリアになればなるだけやりたいことは制限なく自由に感じやすくなります

トラウマはやりたいことを見つけるための大きな阻害要素なので、それがなくなればやりたいことを見つけるのは自然なことです。

ここではご自身でできるトラウマの癒し方についてご紹介します。

追体験する

体験したことを記憶をたどってもう一度体験します

これまで記事を読んで、そういえばこんなことあったなぁとか、こんなこと言われて嫌だったなぁとか思い浮かんだことがあれば実際にどんな感じだったか思い出してみて下さい。

今、覚えている以上に辛い経験だった可能性もあるので、無理せずゆっくりで大丈夫です。

どんなことがあって、どんな風に感じたかを素直に紙に書いてみることをおすすめします。

例えば

お母さんに「どうして何回言ってもできないの!」って怒られた。

どうしてもできなくて、なんでできないんだろうって悲しくなった。

あんなに怒らないでほしかった、怒られて怖かった。

私だってがんばってるのに。

こんな感じです。

ポイントは感じることを大切にして、あんまり考えないことです。

あの時の出来事は自分にどんな影響があったんだろう?とか分析もせず、ただ思い出して感じたことを言葉にしていきます。

お母さんも大変だったのかもしれないとか、相手の都合も今は考えないでおきます。

自分の感情や感覚が一番大切です。

今までずっとフタをして来たのだから、それをひらく時が来たのです。

ちょっと時間はかかるかもしれませんが、サクサク進んでも向き合えないことも多いですから、ここはゆっくりいきましょう。

やる時はひとつずつやって下さいね。

いろんな出来事をいっぺんにやろうとすると混乱します。

思い出したことを書く時に感情的にならなくなったら書いたことを見返します。

その時に見返しながら自分の味方をして、感じたことを100%肯定してあげます。

「こんな風に言われたら悲しいの当たり前だよね」「これは腹立つよね」

のように、自分の感じたことは正当だった、という言葉を自分に言ってあげて下さい。

丁寧にやっていると自然に過去に起きたことに対する見方や感じ方が変化してきます。

感覚が変わるのが癒しがすすんだ合図です。

できなかったことをする

我慢しちゃったことってけっこうあるのではないでしょうか?

あの頃したかったことって、もちろんあの頃したかったと思うのですが、インナーチャイルドを癒すためには今からやってもいいのです。

門限があって夜に外へ出れなかったら、今から夜に外へ出てみてもいいし

着れなかったもの、食べられなかったもの、行けなかった場所

今ならできることが見つけられたらぜひ今からでもやってみて下さい。

意外と満たされます。

学びに変える

どんなことでもいい面と悪い面があると言いますが、本当にそうなんですよね。

トラウマになっている嫌な出来事も、実は受け取れるものがあるんです。

それをちゃんと受け取ることで癒される傷もあります。

でも、これには注意が必要です。

順番があるのです。

自分の嫌だった感覚や傷ついた想いを感じることができてから、受け取るという順番です。

この順番を間違えると自分の感情を抑圧することになるので逆効果です。

受け取れることがあると読んで「そんなことないよ」とか「別にそんなものいらない」って思った方は、学びに変えようとするよりも前に嫌だったことを素直に感じて追体験することからはじめて下さい。

もっと言うと追体験がちゃんとできたら、学びも自然に受け取れます

なので、追体験をしたあとに過去のことに対して感覚がだいぶ変わったなぁと思った時に受け取れることがあるかちょっと意識を向けてみる、位のバランスがいいと思います。

追体験した効果を受け取るための仕上げの視点です。

ここで紹介したもの以外にも、トラウマを癒す方法にはいくつかあり、心理学的アプローチ、退行催眠、ヒーリング、修行、瞑想などがあります。

それぞれにメリット・デメリットがありますので、もう少し癒しを進めて自分とのつながりを取り戻したい場合は、お好きなものを選ばれるといいと思います。

トラウマを癒す方法についてはこちらのページも参考になります。

こちらにはそれぞれの方法の特徴、メリット・デメリットがのっていて分かりやすいです。

まとめ

トラウマは潜在意識の奥にあるので自分で取り扱うのはちょっとこコツが必要ですが癒せるととても前に進みやすくなります。

トラウマが癒されてやりたいことが見えてくるとそれが人生を自分が本当にいきたい方に導いてくれます。

歌を歌いたくて、歌っていたら周りが喜んでくれるようになって、結果的に自然と歌手になった、みたいな感じです。

やりたいことって自分の人生を導いてくれる羅針盤のようなものです。

トラウマを癒して人生を導いてくれる羅針盤をぜひ手に入れてください。

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