「やりたいことがわからない」潜在意識にあるほんとの理由〜トラウマ編〜

自分を生きる

やりたいことを見つけたい

自然とできること・才能を生かした自分だけの人生を描きたい

そう願っていたものの、私の現実は全然違うものでした。

やりたいことがわからない

色々やってはみるけど、これだって思えない

なんか違うんだよなぁ

なんでこんなに答えが見つからないんだろう

私は、いつもそんなふうに思っていました。

興味のあることの傾向はありました。

都会より自然が多い場所がよかったし、オーガニックなものが好きでした。

でも、その先はよく見えませんでした。じゃあ、自分がどうやって生きていきたいのかはなんだかよくわかりませんでした。

よくある自己分析で、自分自身に質問を投げかけても、感覚的に掴めるものって案外心許ないものでした。

実はそのモヤモヤの原因は潜在意識にありました。私がやりたいことや好きなこと、今後の人生の真ん中に置いていきたいことを見つけたのは潜在意識を扱ったからでした。

潜在意識を扱うことはやりたいことを見つけるための近道です。

やりたいことがイマイチ分からなくてモヤモヤしている人はぜひ、この不思議な世界を覗いてみてほしいです。

ここでは、潜在意識にある「やりたいことがわからなくなる理由」をまとめてみます。

やりたいことがわからなくなる理由

自己分析や過去を振り返ってやりたいことがわかればいいですが、いくら問いかけてもピンとくる答えが得られないのは、潜在意識に原因があります。

そこには「エゴ(防衛本能)」「トラウマ」「感情」などがあります。

そして、これらは単独で存在するのではなくそれぞれに関係性があってちょっと複雑です。

今回はやりたいことが分からなくなってしまう大きな理由、トラウマにフォーカスを当て解説しようと思います。

自分でできるトラウマの癒し方も載せておきます。

トラウマと聞くと大きな心の傷かと思う人が多いかもしれませんが、日常の些細なことでトラウマを持つことになります。トラウマは何かしらで体験したネガティブな感情が未消化のまま心の奥に燻っているものを指します。

こんなふうに言われて「あぁ、あれね〜!」なんてピンとくる人いないと思うのですが…笑

大きくわけると2つあります。

バーストラウマインナーチャイルドです。

一つずつご紹介します。

バーストラウマ

バーストラウマは胎児の時から生後3ヶ月くらいに感じたネガティブな感情が心の奥に沈んでいるものです。

例えば、出産時です。

陣痛の時ってお母さんも大変ですが、子宮の筋肉の収縮がおきて赤ちゃんは息ができないそうです。命がけなんですね。その時に感じた「死ぬんじゃないか」という恐怖が心の奥に残っていたり

私は生まれた時、あったかい羊水の中にいたのに、外に出たら環境が違って驚いた感覚を覚えています。はじめて皮膚に触れる冷たい空気、眩しい光、はじめて聞く音に強い刺激を感じました。

結構、怖かった…。

この時の体験って忘れてしまうものですが、思い出す人もいるそうで「この苦しみを味わわなくていいならなんでもする!ってくらい怖かった」と聞いたことがあります。

また、生まれてすぐに新生児室にすぐに連れて行かれることで感じた母親から見捨てられた感覚や寂しさが残っていたりします。

ずっと一緒にいたのに急に離されて「なんで?」「どこに連れて行かれるの?」って感じです。

この頃に体験したネガティブな感覚は言葉にならない寂しさ、なんとなくの心の重さにつながっています。赤ちゃんは言葉が分からないからです。重低音のように響く否定感という感じです。

言葉にするとなんとなくの不安感、孤独感、無気力感、無力感、憂鬱、体の重さなどと表現されます。

それが「自分は価値ないんじゃないかなぁ」って気持ちにつながっています。

バーストラウマの要因としては、妊娠期の母親の強い不安やストレス、お腹の中にいる時の環境や、帝王切開、陣痛促進剤の使用など他にも様々です。

インナーチャイルド

インナーチャイルドは生後3ヶ月から成人するまでのネガティブな感覚が心の奥に沈んだものです。

こちらは主に家庭環境や学校教育で作られます。

その中でも、やりたいことが分からなくなる要因は「抑圧」と「条件付きの愛」が大きなキーワードです。

ここではそのふたつを見ていくことにします。

抑圧された環境

以下に当てはまると抑圧されていた可能性が考えられます。

  • 気がすすまない習い事をしていた
  • なんで怒られているのかよく分からず怒られていた
  • 意見を押し付けられた
  • 自分のペースで行動できなかった
  • 親の顔色を見て行動していた
  • 親が厳しかった
  • 親が過干渉だった
  • あれしなさい、これしなさいと言われた
  • 他の家の子になりたいと思ったことがある
  • 学校が苦手だった

抑圧された環境で育つと、やりたいことを見つけることができません。

真逆の例をあげてみます。

私の元同僚のパティシエで「小さい頃からお菓子作りが大好きで、そればっかりやっていた」「お菓子作りしかないって思ってた」という人がいました。(羨ましいなぁ…なんて思いました。)

こういう人も初めてお菓子作りをした体験があります。

やりたいことをやってみて、楽しかったとか、次はこれをやってみたいとか、そんな気持ちが湧いて、それを2回、3回と積み重ねて行ったのだと想像できます。

その経験の中には、自分でアレンジしてお菓子を作った楽しさが入っているかもしれないし、誰かに食べてもらった経験も入っているかもしれません。失敗してもうやりたくないと思ったこともあるかもしれません。

進路を考えて自分の道を決める頃には、お菓子作りをやっていきたいと思わせてくれる過去の体験が十分にあるからその道を選択できたのでしょう。

こういう人は最初にやりたい気持ちを見つけて、実際にやってみて、何回も積み重ねるまで、おそらくダメだと言われたことや否定されたことはないのだと思います。

抑圧された環境で生活していると、そういうシンプルなことが難しくなります。

まず、やりたい気持ちを見つけるのが大変です。

抑圧された空間ではやりたいことなんて出てこないからです。

ルールがたくさんあったら、自由な発想が湧きづらいのは当たり前です。

私の母は過干渉だったので

「これやりなさい、あれやりなさい」

「こうしたら?ああしたら?」

いろんな習い事をして、いろんな母の言うことを聞いているうちに、自分のやりたいことがよくわからなくなりました。

 

もし、やりたいことがあっても、抑圧された環境では、それをやってみることは難しいかもしれません。

やりたいことをみつけたとしても、それを思った通りに繰り返すことのできない環境では、それが自分にとってどの程度やりたいことなのかを見極める経験を積めません。

親の言うこと、環境で物事が決まっていくので、自分の感覚すら信じられなくなることもあります。

私は

何がしたくて、何がしたくないかより

何が良くて、何がダメなのか

何が正しいことなのかをいつも考えていました。

条件付きの愛

こんな言葉を言われたことってありますか?

  • 〜しない子はうちの子じゃありません
  • これをやったら遊んでいいよ
  • そんな子に育てた覚えはありません
  • やればできるんだから頑張りなさい
  • あなたが○○してくれるのが自慢なのよ

これを言われると

条件を満たした時には認められるけど、それを満たさないと認められないと感じるようになります。

私はよく「そんな子に育てた覚えはない」って言われました。

人に気を遣えなかった時とか、母の嫌いな行動(母の独断と偏見のため一般的には問題のない行動)をしたときに言われました。

言われるたびに私は

「気を遣えない自分はなんてダメなんだろう」って落ち込みました。

「次からは気をつけよう」って心に誓いました。

これは結構、深刻な問題です。

この時、私の中には「気を使えない自分に価値はない」「気が使える自分に価値がある」という認識が出来上がるんですよね。

私はずっと、「私は今、周りに気を支える人なんだろうか」「私の心配りは十分だろうか」といつも心のどこかで心配するようになりました。

「気を使える自分であること」は私の母に認められるための条件であり、私の存在価値の条件になっていたからです。

その条件でいつも自分を善悪判断するのはなんだか苦しくて、生きづらかったのを覚えています。

いつも「こうあらねばならない自分」を演じなければいけないからです。

「こうあらねば」で動けば動くほど「何がしたいのか」その場所からは遠く離れていきます。

「こうあらねばならない自分」の中にやりたいことは存在しないのです。

自分でできるトラウマの癒し方

抑圧された環境と条件付きの愛によって、自分の感覚を見つけられなくなったり、自分ではない自分を演じることでやりたいことから遠ざかっていきます。

自分でできるアプローチをご紹介します。

追体験する

体験したことを記憶をたどってもう一度体験します

これまで記事を読んで、そういえばこんなことあったなぁとか、こんなこと言われて嫌だったなぁとか思い浮かんだことがあれば実際にどんな感じだったか思い出してみて下さい。

今、覚えている以上に辛い経験だった可能性もあるので、無理せずゆっくりで大丈夫です。

どんなことがあって、どんな風に感じたかを素直に紙に書いてみることをおすすめします。

例えば

お母さんに「どうして何回言ってもできないの!」って怒られた。

どうしてもできなくて、なんでできないんだろうって悲しくなった。

あんなに怒らないでほしかった、怒られて怖かった。

私だってがんばってるのに。

こんな感じです。

ポイントは感じることを大切にして、あんまり考えないことです。

あの時の出来事は自分にどんな影響があったんだろう?とか分析もせず、ただ思い出して感じたことを言葉にしていきます。

お母さんも大変だったのかもしれないとか、相手の都合も今は考えないでおきます。

自分の感情や感覚が一番大切です。

今までずっとフタをして来たのだから、それをひらく時が来たのです。

ちょっと時間はかかるかもしれませんが、急がば回れですのでゆっくりいきましょう。

やる時はひとつずつやって下さいね。

いろんな出来事をいっぺんにやろうとすると混乱します。

思い出したことを書く時に感情的にならなくなったら書いたことを見返します。

その時に見返しながら自分の味方をして、感じたことを100%肯定してあげます。

「こんな風に言われたら悲しいの当たり前だよね」「これは腹立つよね」

のように、自分の感じたことは正当だったと自分に言ってあげて下さい。

丁寧にやっていると、自然に過去に起きたことに対する見方や感じ方が変化することがあります。

感覚が変わるのが、癒しがすすんだ合図です。

できなかったことをする

我慢しちゃったことってけっこうあるのではないでしょうか?

あの頃したかったことはもちろんあの頃したかったと思うのですが、インナーチャイルドを癒すためには今からやってもいいのです。

門限があって夜に外へ出れなかったら、今から夜に外へ出てみてもいいし

着れなかったもの、食べられなかったもの、行けなかった場所

今ならできることが見つけられたらぜひ今からでもやってみて下さい。

意外と満たされます。

学びに変るのを見守る

これは追体験した効果を受け取るための仕上げの視点です。

どんなことでもいい面と悪い面があると言いますが、本当にそうなんですよね。

トラウマになっている嫌な出来事も、実は受け取れるものがあるんです。

それをちゃんと受け取ることで癒しが深まります。

でも、これには注意が必要です。

順番があるのです。

自分の嫌だった感覚や傷ついた想いを感じる(追体験)ができてから、受け取るという順番です。

この順番を間違えると自分の感情を抑圧することになるので逆効果です。

追体験がちゃんとできたら、学びも自然に受け取れます

追体験をしたあとに過去のことに対して「感覚がだいぶ変わったなぁ」と思った時に受け取れることがあるかちょっと意識を向けてみる、位のバランスがいいと思います。

ここで紹介したもの以外にも、トラウマを癒す方法にはいくつかあり、心理学的アプローチ、退行催眠、ヒーリング、修行、瞑想などがあります。

それぞれにメリット・デメリットがありますので、より深く癒されて、自分とのつながりを取り戻したい場合は、お好きなものを選ばれるといいと思います。効率よくトラウマを癒したい、変化の速さと癒しの深さを重視する方はヒーリングがおすすめです。

まとめ

トラウマが癒されてやりたいことが見えてくるとそれが人生を自分が本当にいきたい方に導いてくれます。

やりたいことって自分の人生を導いてくれる羅針盤のようなものです。

歌を歌いたくて、歌っていたら周りが喜んでくれるようになって、結果的に自然と歌手になった、みたいな感じです。

トラウマを癒して人生を導いてくれる羅針盤をぜひ手に入れてください。

 

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