自分だからこそできる生き方を見つけるまでの辛い期間の乗り越え方

自分の道を見つける

「自分のやりたいことってなんだろう。」
「やりたいことが探しても見つからない。」
「天職難民になってる…。」
「自分にだからできることなんてないのかもしれない。」
「本当の自分ってなにか考えれば考えるほど分からなくなる。」
「好きって感覚すらわからない。このままで大丈夫かな。」

自分だからこそできる自分らしい生き方をしたくて探し始めたけどなかなか見つからなくて辛くなってしまった、希望が見えない、そんな人もいるかもしれません。

ここではそんな辛い時期を乗り越えるときに役に立つヒントをご紹介します。

必要な力は3つ!知ることでプロセスをイメージする

自分だからこそできることってそもそもどうやって見つけるのか説明書があるわけでもありません。

やりたいことって潜在意識に埋まっていて、分かりづらいものです。

分からない原因も複雑に絡み合っているのでなかなか「これをやれば大丈夫!」という具体的な方法がないのも事実です。

でもそれが焦りの原因だったりしますよね。

何が必要なのかを知ってプロセスをイメージしましょう。

自然体で発揮できる才能を生かして生きていくには必要な力が3つあります。

「本音をキャッチする力」

「自分を受け入れる力」

「自分を信頼する力」

の3つです。

私はダンスをYouTubeで見るのが好きなのですが、見ていると、この3つの力が人生を導いてくれることをよく表しているなぁと思うのでご紹介しますね。

ダンサーって最初からダンサーになろうとしてダンサーになる人ばかりではありません。

ダンスが好きだからよく踊っていて、習いにいくようになって、周りが喜んでくれるようになって、ダンサーになっていたという感じの人がたくさんいます。

みなさん、すごく個性的で、誰も真似できないものを生み出しています。

すごく楽しそうでずっと見ていたい気持ちになってしまうし、元気をもらったり、応援したい気持ちになります。

才能や個性を自然と生かしていて、羨ましいですよね。

この例を見ると3つの力はこんな風に発揮されているのがわかります。

「本音をキャッチする力」→ダンスが好きだということや、やってみたい気持ちをキャッチ

「自分を受け入れる力」→やりたい気持ちがあることをありのまま認める。ダンスしても役に立たないし…とか認められるかわからない、恥ずかしいとかではなく、素直に認めています。

関連記事→自分を生きるために欠かせない「自分を受け入れる力」

「自分を信頼する力」→自分を信頼して行動し続けています。コツコツ練習したり、パフォーマンスを続けることで道がひらけています。

という感じです。

ちなみに信頼するというのはちょっとイメージが難しいかもしれませんが、あれこれコントロールせずに安心して見守る、というイメージです。

そういう力があると結果に期待しすぎずに物事を積み上げることができます。

「これやったらこうなるかな」「こうなってほしいからこうしよう」とかあれこれ考えずに「先のことは分からないけどやってみよう」という感じで、目標や方向性はあるけど今できることにフォーカスしていられる力です。

続けていったら何とかなるかも、うまく行くんじゃないかという人生や自分に対する安心感のようなもので、淡々と続けていく力、今を生きる力という感じです。

やりたいことが形になるプロセスが少しイメージできたでしょうか?

やるべきことを明確にする

じゃあ実際に3つの力を育み、力を発揮するには何をしたらいいのでしょう?

やることが明確になると安心材料になります。

いま、やりたいことがわからない人は、阻害要素が原因で3つの力が育まれなかったということになります。

なので「まずは阻害要素を取り除く」これが明確にやるべきことです。

3つの力を育てようとしても阻害要素があるとなかなか育ちませんから、先に阻害要素を扱うのが重要になってきます。

それが取り除かれれば自然と3つの力は芽を出します

具体的に何をすればいいかというと「トラウマの解消」「感情のクリアリング」そして「思い込みから自由になる」ことです。

トラウマとは傷ついた経験と満たされなかった想いのことです。

トラウマがあるとそちらにエネルギーを奪われるのでなかなかやりたいことを見つけることにエネルギーを使うことが難しいです。

それは一度傷つくともう二度と同じ経験をしないように無意識に防衛本能が働くからです。

例えば親が子どものことを決めつけて子どもがそれに対してネガティブな印象を抱くというのはよくあるかと思います。

そうすると、ささいな会話の中でも相手に決めつけられたような印象を抱くときに防衛本能が働きます。

「あなたってこういう人だよね」「こういうの得意じゃない?」と言われた時に決めつけられているような雰囲気を感じるとまた決めつけられて傷つくのは嫌なので、また傷つくことになる可能性がある状況だよ、とイラッとしたり、悔しくなったりして潜在意識が教えようとしてくれるわけです。

こういうことが多ければ多いほどエネルギーは自分を守るために使われます

本当はやりたいことがあってもこの防衛本能が働きすぎてうまく本音がうまく聞こえずにキャッチできません。

基本的にトラウマが要因で働く防衛本能というのは何かを守るためにやらなきゃいけないことなので、やりたいことは聞こえなくなってしまいます。

トラウマの大きな特徴は本人の主観で作られることです。

どんなに幸せそうに見えても「私って大切にされてない」「否定された」と感じれば傷となって残ります。

客観的に見た状況があまり関係ないので分かりにくいことも多いです。

トラウマは恒常的にネガティブな感情を感じる、人生を制限する思い込みを作る要因にもなります。

トラウマが癒されてくると自分を守る必要がなくなってくるので安心して心地よくいられますし、防衛本能や勘違いによる思い込みで人生を制限することも減ってきます

こういう状態になるとやりたいことは自然とキャッチできるようになってきます

感情は本来はメッセンジャーとなって本音を伝えたり、行動する時のブースターになるはずのものですが、溜まると固着して心の奥の本音があるところの上に溜まっていきます。

これによって無感覚になり、自分のやりたいことはよくわからなくなります。

また感情をコントロールできない状態も同時に引き起こします。感情がたまっている状態は本音をキャッチしたり、認めることが困難な状況です。

感情をクリアにすることでスムーズに自分の声を聞くことができるようになります。

感情のメッセンジャーとしての本来の働きを取り戻すことができるからです。

阻害要素となるトラウマ、感情、思い込みを取り除いていくことで3つの力を発掘して、育てていくベースを整えることができます。

思考から感覚へ

やるべきことを明確にしたとしてもこういう時は考え過ぎてしまうものです。

そういうときはいったん、とにかく思考から感覚へ移行しましょう。

思考がぐるぐるしていると心は過去か未来にいて、今を生きていません。

やりたいことを見つけたいと思った時は今を生きていないことはマイナスですから感覚に意識を向けて今に戻ってきましょう!

特に体感覚へ意識を向けるのはやりやすくてオススメです。

例えばストレッチなどの運動や深呼吸です。

首をゆっくり回したり、腕を伸ばしたりしてみてください。

伸びている部分を意識しながら左右差なども感じてみるといいです。

そして、呼吸も浅くなりがちなのでゆっくり深呼吸してみてください。

空気がはいってくる感覚や出ていく感覚も感じながらすると思考がおやすみしやすいです。

意識を外へ

考えすぎると意識は内へ内へと向かいます

いったん外に向けてみましょう。

例えば歩く時、下ばかり見ていませんか?

周りの様子や空を見て見るだけでも違う気持ちになってきます。

いつもの帰り道、ちょっと遠回りでも気分にあった道を通って外を眺めながら帰ったり、たまには外食する、もしくは気分にあったものをお料理したり、歩いたことのない街を歩いたりしてみるといい刺激になります。

季節の手仕事もおすすめです。

少しの刺激で意識は外に向かいます。

流れをよくする

滞っているとしんどくなってくるものです。

滞りを流して状態を整えましょう。

ストレッチ、塩風呂、水をよく飲むなどが効きます。

ストレッチは無理なくゆっくり、気持ちいい程度に行います。

決まったことをするよりもその時にのばしたい場所を自分のペースでのばすのがいいと思います。

塩風呂は海塩を好きなだけ入れてゆったりしてください。

お水は常温をたっぷり飲んでくださいね。

不要なものが流れていって気持ちいいです。

ぜひ、お試しください。

自分の状態を心地いいものにしながら明確にやることをやっていけば、自分を生きるというのは自然にできるようになってくるものです。

むしろ、そちらが自然なことです。

ご興味ある方は自分を生きる心地よさを一緒に味わいましょう。

お手伝いします。

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